ウチの部署は、テレワークをほとんどしていません。
3月以来、ほぼ全員が、職場に揃います。
「時代に逆行」!?なんですけど、部長に言わせると、
テレビ会議は集合会議の風体をしていて、あくまで、
「一対一の、集合体」であると。
みんな画面にいるけど、自分に関係のある議題でないと、会議中でもいくらでも、他のことが出来ちゃう。
しかも、それを隠すことまで、出来ちゃう(見つけることも可能)、って言うのが嫌なので、あくまで来てもらってる、とのこと。
「声をやり取りしての、コミュニケーション!」
なるほど~!
確かに、リアルな会議に比べると、オンラインは緩いと思います。
集中力を途切れさせる者も、多いし、何より「目線」が伝わりにくい。
その場にいると、遠くからだって、目線が来るのに、オンラインだと、あまり感じませんしね。
この、コロナ禍では、テレビ会議はリアルの会議の代わりを、ある程度は務めることは出来ても、完全に代わりになる物では、ないのかもしれませんね。
この場では、出しませんでしたが…
僕が、集合のオンライン飲み会を開催しないのと、ほぼ同じ理由ですね。
まぁ、一対一なら、お互い画面を見ていますから、まだ成り立つと思います。
でも、3人だと、もう一人が話題に入れないと、孤立してしまう。
今のオンライン会議アプリって、あくまでも、発言できるのは一人ずつなんです。
4人以上になると、今度は幹事が、満遍なくメンバーに話を振らないと、メンバーは話す機会がなくなってしまう。
幹事に、大きな負担がかかります。
タイムマネージメントも、幹事にとっては悩みの種。
メンバーは、好きに落ちればいいですが、特定のメンバー同士が、ものすごく盛り上がってしまって、いつまでも会議を終了できない、ってことが起こります。
こんな時、リアルなら幹事には、「終電」って切り札がありますが、オンラインだと深夜過ぎまで、延々と会議に付き合わされることも、あると言います。
そして何より…
AさんとBさんが盛り上がって、そのそばで、CさんとDさんが別の話題で盛り上がるって言う、飲み会特有の現象を、今のアプリは再現することが出来ないんです。
所詮「疑似多対多」
リアルなオフ会を、完全に再現など、出来ないんです。
幹事をしてるとね、やっぱり自分以外の島でも、盛り上がっていてほしいものです。
「呼ぶのは自分だけど、来たらそれぞれの話題で、盛り上がって欲しい」
いつもそんなように思って、オフ会を開催してきました。
よっぽど仕切り屋なら、話は別ですが、やっぱり幹事にとっては、増えた労力の割りには、やりがいが感じられないような、気がするんですね。
何か、オンライン飲み会って、今は下火だそうですね。
多分、こんな理由だと思いますよ。