「ヤード・ポンド法」と言われる、アメリカを中心に用いられる、単位系です。
「Yards」と複数形になって、長さの単位にしますね。
メートルだと、1Yard=91.44m、
100mにやや欠けるぐらいが、1Yardになります。
また、「1/1760 Miles =1Yard = 3Feets = 36Inches」の関係がありますね。
1Feetは30 48cmで、(脚でない)足の長さぐらい、1Inchは2.54cmで、指の太さぐらいが、目安になっています。
身近な長さが、元になっているようですよ。
身近な所では、アメリカのスポーツ、野球やゴルフ、アメリカンフットボールなどでは、この「ヤード・ポンド法」の単位が、よく登場します。
例えば、野球のバッテリー間は、「60.6フィート(18.44m)」ですね。
これ、元々は60フィートだったものを、設計中の手違いで、「0」が「6」に見間違われ、60.6フィートになったそうです。
アメリカンフットボールも、前進はヤードで表し、あとほんの少しを「Inches」と表したりしますね。
ゴルフも、ピンまでの距離はメートルではなく、ヤードで表します。
野球でも、時速160kmの速球を、「100マイルピッチ!」なんて呼んだりします。
アメリカにはもちろん、メートル法もありますが、慣習として、この「ヤード・ポンド法」も根強く残っています。
以前聞いていた「スピードラーニング」によると、会話でも普通に、フィートとかヤードとか登場します。
それぞれ、合う方の単位系を使い、時には換算しながら、アメリカの人々は生活を、送っているようですよ。
そう言えば、「Yard」には、単語としての意味もあり、「庭」という意味があります。
庭ぐらいを造園するとなると、1Yard単位の図面が、引かれたんでしょうね。
あとは、貨物列車の操車場などのことも、「Yard」と言います。
それなりに広い、平らな土地のことを、「Yard」と表現するようですね。
ちなみに…
一人暮らしをしている頃、酒の量をコントロールするために、ランニングをした距離をヤード換算して、一定数を超えると、1本酒が飲める、なんてことをやっていました。
…程なく、酒を抑えるためではなく、飲酒を追認するツールに、なりましたけどね…
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