幅は1.8mもあります。
かつて、小田急のワイドドア車が2mありましたが、1.6mに改造されたので、ドアの開口部としては、最も広い部類に入ります。
かつて、朝のラッシュ対策に、各社は多扉車を投入しました。
ドアを多くすることで、乗り降りの時間の短縮を狙ったわけです。
しかし、特に私鉄は、全編成に施工できなかったため、来た車両によって、乗車列が乱れるという弊害がありました。
そこで、ドア自体を広くして、開口部を広げたのが、ワイドドア車です。
このワイドドア車にも、ドア開閉に時間がかかるという欠点がありますが、それでも昨今の「ホームドア」には、まだ対処しやすかったでしょうね。
今は多扉車は、ホームドアに対応出来ないという理由で、ほぼ、淘汰されました。
この、東西線のワイドドア車は、最近になって、復活したものです。
もちろん、座席定員が減ることになるんですが、東西線クラスのラッシュ路線だと、採用はアリなんでしょうね。