「ROM」
「ロム」ですね。
略語なんで、大文字です。
意味は、「Read Only Memory」。
読み取り専用の記憶装置です。
通常、メモリーは電荷など、2種類に変化する物質の集合体として、出来ています。
場所によって、そのどちらの性質にするかで、様々なデータを一時記憶します。
ですが、システムデータなど、変わって欲しくないデータも、ありまして。
ROMの部分は、性質が変更出来ないようになっています。
システムプログラムなどは、ROMに書かれていて、起動時に読み出す仕組みでした。
(今のパソコンは、ずいぶん構造が変わったようです)
ファミコン世代だと、「ROM=ゲーム」かな?
ROMカートリッジは、付け替えれば全然違うゲームが出来る、魔法のアイテムでしたね~♪
「メガロム」なんて、すごそうなROMもありました。
1Mですから、今ではちょっとのデータで、超えてしまう量ですが…
ROMにするのは、プログラムの保護や、改ざん防止の意味もありました。
他には、CDをデータ用に使う「CD~ROM」もありますね。
これも、「読み取り専用」です、
1回書き込み可能の「CD~R」、書き込みが終わると、「CD~ROM」の役割を果たしますね。
CD~ROMの場合、「読み取り専用」の他に、「もう変化しない」って意味もあります。
CD~ROM、CD~Rは、レーザーで盤面に穴をあけるので、データはもう二度と変化しませんが、CD~RWのような書き換え可能メディアは、化学変化でデータを記録するので、古くなると変質して、データが失われることがあるんですよ。
「EEPROM」なんてのもありましたね。
「Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory」
「電気的に消せる読み取り専用記憶装置」ですかね?
通常は読み取り専用として動作しますが、電圧のかけ方で、内容を書き換えることが出来ました。
いわゆる「USBメモリ」の、前身に当たる装置ですが、今はネットワークの発達で、USBメモリさえも、用途を失いつつあります。
時代の動きってのは、早いもんですね。
ここまでは、近年のパソコン少年経験者なら、だいたいわかります。
でも、中にはこれがわかる人も。
「Read Only Member」
これ、「パソコン通信の掲示板などで、所属はするが、発言しない人」のこと。
「リードオンリー」なわけです。
中には、どのスレッドにも一切書き込みをしない、「ROM専」なんて人も。
掲示板の主(スレ主)には、ROMを嫌がる人もいたかも知れませんか、掲示板などでは、ディープな人、スレ主と関係が深い人で盛り上がり、他の人は発言しにくい掲示板も、多々あります。
なので、情報収集目的で、ROMでいるのは、アリだと思っています。
僕も、パソコン通信時代は、全てROMでしたよ。
今も、鉄道関係のTwitterDMグループは、ほぼ、ROMのようなもんですしね。
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