ルビ。
ふりがなのことですね。
その語源を調べた所…
ふりがなって、活字では「7号」というものを使うそうです。
パソコン風に言うと、「5.5ポイント」
通常、WordやExcelで、メニューのプルダウンで設定出来る、最小の文字サイズは6ポイントですから、それよりもさらに小さい文字になります。
実はこの5.5ポイントの活字、イギリスでは「ルビー」って呼んでたんですって。
それが日本に伝わり、いつしか、「ふりがな」のことも、「ルビ」って言うようになったそうです。
言葉って、面白いですね♪
でも、僕はルビ(ふりがな)には、こんな思い出も…
もしかしたら、皆さんも経験があるかも知れませんが…
Excelには「並べ替え機能」がありますよね。
五十音順、数字なら小さい順に、つまり昇順に並べ替えることが出来ます。
もちろん、降順に並べ替えて、数字の大きい行を、上に持ってくることも出来ます。
ですが…
実は、上手く並べ替えられないことがあるんです。
「○○支店」が上の方にあるのに、ずっと下の方にも「○○支店」が顔を出したり。
並べ替えられてないじゃん…
実は、並べ替えに「ふりがなを使う」が、デフォルトの設定になっているんです。
Excelにも、実はふりがなをつけられるんですよ。
通常は、非表示ですが。
でも、セルに設定する内容なので、見かけ上は同じ文字でも、ふりがなの設定がないものが上位に来て、ずっと下にふりがな設定があるものが、再登場!なんてことが、あるんです。
確かに、ふりがなを使って並べ替えれば、漢字の読みも考慮した、高度な並べ替えが出来ます。
でもそれは、「完璧にふりがなが設定されていた」場合。
通常、ふりがなを表示するモードに切り替えて、ふりがなを選択しないと、編集出来ません。
さらに厄介なのは、ふりがなが自動入力されたり、されなかったりすること。
なので、「見かけ上は同じ文字なのに、別れて並べ替えられてしまう」ってことが、起こるんです。
「ユーザー設定の並べ替え」では、オプションに「ふりがなを使う」「使わない」があって、選べるようになっています。
「ふりがなを使わない」を選ぶと、入力した文字だけで、並べ替えが行われ、上記の現象は起こらなくなります。
VBAでも、ふりがなによる並べ替えを無効にする、
「SortMethod:=xlStroke」を、必ず入れるようになりましたね。
こうやって、知恵が増えていくわけです…
ちなみに、漢字の読みで並べ替えたかったら、一列「ふりがな」用の欄を設けた方が、現実的で確実しょうね。
次は「び」です
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp
前は「の」です