Line Buffer Overflow…

書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

「ルビ」・しりとりの記憶・37…

ルビ。

ふりがなのことですね。

 

その語源を調べた所…

ふりがなって、活字では「7号」というものを使うそうです。

パソコン風に言うと、「5.5ポイント」

通常、WordやExcelで、メニューのプルダウンで設定出来る、最小の文字サイズは6ポイントですから、それよりもさらに小さい文字になります。

 

実はこの5.5ポイントの活字、イギリスでは「ルビー」って呼んでたんですって。

それが日本に伝わり、いつしか、「ふりがな」のことも、「ルビ」って言うようになったそうです。

 

言葉って、面白いですね♪

 

でも、僕はルビ(ふりがな)には、こんな思い出も…

もしかしたら、皆さんも経験があるかも知れませんが…

 

Excelには「並べ替え機能」がありますよね。

五十音順、数字なら小さい順に、つまり昇順に並べ替えることが出来ます。

もちろん、降順に並べ替えて、数字の大きい行を、上に持ってくることも出来ます。

 

ですが…

実は、上手く並べ替えられないことがあるんです。

「○○支店」が上の方にあるのに、ずっと下の方にも「○○支店」が顔を出したり。

並べ替えられてないじゃん…

 

実は、並べ替えに「ふりがなを使う」が、デフォルトの設定になっているんです。

Excelにも、実はふりがなをつけられるんですよ。

通常は、非表示ですが。

 

でも、セルに設定する内容なので、見かけ上は同じ文字でも、ふりがなの設定がないものが上位に来て、ずっと下にふりがな設定があるものが、再登場!なんてことが、あるんです。

 

確かに、ふりがなを使って並べ替えれば、漢字の読みも考慮した、高度な並べ替えが出来ます。

でもそれは、「完璧にふりがなが設定されていた」場合。

通常、ふりがなを表示するモードに切り替えて、ふりがなを選択しないと、編集出来ません。

 

さらに厄介なのは、ふりがなが自動入力されたり、されなかったりすること。

なので、「見かけ上は同じ文字なのに、別れて並べ替えられてしまう」ってことが、起こるんです。

 

「ユーザー設定の並べ替え」では、オプションに「ふりがなを使う」「使わない」があって、選べるようになっています。

「ふりがなを使わない」を選ぶと、入力した文字だけで、並べ替えが行われ、上記の現象は起こらなくなります。

VBAでも、ふりがなによる並べ替えを無効にする、

「SortMethod:=xlStroke」を、必ず入れるようになりましたね。

こうやって、知恵が増えていくわけです…

 

ちなみに、漢字の読みで並べ替えたかったら、一列「ふりがな」用の欄を設けた方が、現実的で確実しょうね。

 

 

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