先ほどの「自殺セット」とともに、買ったもの。
一冊の、本。
敢えて、カバーを掛けたままですが…
自殺の、指南書です。
この本には、ありとあらゆる自殺手段が紹介されていて、それらの難易度や成功確率なども、詳しく書かれていました。
その中で、確率が比較的高く、周りへの影響も少ない手段として、首つりを選んだわけで…。
それも、首をくくるどころか、ベッドを出ることさえも、出来ませんでしたけどね。
でも、それ以外の手段は、実は…
「思ったよりも、困難!!」
「思ったよりも、影響大!!」
そして…
「思ったよりも、死なない!!」
結局、この本は自殺の手段を多数紹介すると思いきや、
「実は外堀を埋めた」のです。
この本で、比較的成功率の高いと言われていた、首つり。
それさえも出来なかった僕…。
もはや僕にとって、自殺は「実行できるものでない」って判断になったわけです。
でも、弱い僕です…
やっぱり、死にたくなる時もある。
どうせ、実行なんか出来ないのに。
その時、この本を思い出す。
もう、手に取ることはないです。
思い出すだけ。
それだけで、僕にとっては戒めになるんです。
「お前には、もう自殺なんて、できっこない!」
「…もう自殺なんて、やりっこない。。。」
なので、この本はまだ、手元に置いておきます…。