会議用の資料を作る仕事をしています。
各部が入力した資料をすべて開け、データの収集と集計をして、まとめファイルを出力します。
これを、自作のExcelVBAを使って、行います。
最初に作ってから、もう4年も使っていますから、動作自体は安定しています。
はずですが…
今日は何故か、計算が合わない。
大抵、異常データのせいなんですが、今日はデータじゃないみたい。
ある部の1800件を超える受注を、部用と集計用の2つのファイルで照合しましたが、合ってる。
2時間費やしても、原因わからず…
それも…合ったり、合わなかったり!?
ますます、ワケがわからなく!
ちょっと、焦る…
実は、もう一つ表を出力していて。
月ごとの、受注金額のクロス集計表です。
縦軸が案件、横軸が受注月ですから、空欄だらけの表です。
これを、今月分で並べ替えて、空白を詰めると…
計算が合った!?
実は、1800件の受注案件を、種類別に分けて、別々のシートに飛ばし、さらにクロス集計表を作って、月ごとに集計していました。
種類別の案件数の上限は、1,000件。
でも、この部は種類に偏りがあり、うち一種類が1,000件を超えていたのです。
つまり、1件1行のクロス集計表では、1,001行目以降があふれ、計算されなかった。
でも、降順に並べ替えると、空白行が詰まり、数字部分は1,000行までに収まったので、計算は合うわけです。
原因さえわかってしまえば、あとは簡単♪
計算式を変更して、1,001行以降も計算対象にしてやれば、解決ですね♪
でも、このツールを作ったとき、この部の受注案件は、全種類合わせても500件ちょっと。
それが今は、3倍を超える受注を数えるようになったわけです。
営業マン、頑張ったのね。
実は、来年からはこのツールを一新することが決まっていて、今から準備しています。
この手のシステムは、3年も使えば十分で、見直しが必要といいます。
来期の一新は、タイムリーなわけですね♪
1年余計に使えたことも、貯金になるかな?