京都というと、観光スポットとか、お寺とか、お祭りとか、そんな感じで編集された番組が多いですよね。
でも、この番組はひと味違って。
「京都人の密かな楽しみ」
京都に住んでいる人にスポットを当てて、生活や習慣などを、ドキュメンタリー、時にはドラマタッチで、描いていきます。
この番組、父がものすごく気に入って!
ビデオに録って、暇があれば何度でも、見ています。
エンディングも、とてもいいんですよね。
武田カオリさんが歌う、「京都慕情」って曲です。
ゆっくり、優しく、ちょっぴり物悲しく、歌います。
CD出てるかな~って思って、検索してみました。
そしたら…
実は、カバー曲だった!
正確には、カバーのカバー!
1970年12月、渚ゆう子さんが歌い、大ヒット!!
紅白にも出て、歌ったそうです。
さらにそのカバー元は…、
なんと、「ザ・ベンチャーズ」 に行き着きました。
京都シリーズの第2弾として、書かれたそうです。
実は家族全員、この番組のためのオリジナル曲だって、思ってた。
そのルーツが、ロックの大御所に行くつくとは、正直予想外で、びっくりでしたね!
でも、元々京都を歌った曲です。
しっくりくるわけですよね。
ザ・ベンチャーズはアメリカのインスツルメンタルバンドで、「テケテケ」は有名です。
加山雄三の「君といつまでも」をカバーしたのをきっかけに、日本向けの曲を多数発表するようになったそうです。
当時はまだ生まれてない僕でも、名前は知っていましたしね。
エレキギターから演歌に、そしてエンディングテーマと変遷した、「京都慕情」。
そんな曲の歴史が、一瞬でわかってしまうのも、時代の変遷ですね。