10歳未満の頃…
運動が苦手だったけど、恵まれた方だったと思います。
幸せな方だと思います。
10代の頃…
今思うと、比較的幸せだったと思います。
鹿児島転校という波乱はあったけど、嗜好の幅を大きく広げてくれましたし、やっぱり関東とは気風が違う方々と接したのは、人格形成に大きかったと思います。
20代の頃…
留年して歯車が狂いました。
生涯賃金は、大きく落ちたと思います。
就職後はしばらく、辛い日々が続きましたが、後半は生活にも慣れて、一人旅なんかもでき、結構幸せだったと思います。
30代の頃…
うつ病で失業、半分以上を仕事せずに過ごしました。
一度就職して、またクビになったけど、ここで得た相棒は、生涯の友です。
終盤はリワークデイケアと、その仲間たちが、僕の考え方から性格までも、大きく変えました。
全体としては幸せとまでは行かなかったけど、次につながる多くのものを学んだ時期でした。
40代の頃…(現在)
仕事に恵まれ、友に恵まれ、大変充実した、幸せな生活が送れていると思います。
趣味は広がりましたが、それとともに交友の輪が広がったのが、それまでとの大きな違いです。
今や、何系統もの付き合いがあり、それぞれに楽しめています。
あと、自分の良さが、出せるようになりましたね。
こうやってみると、確かに留年・うつ病・失業などを経験し、恋愛は未だ成功せず、役職にも就いていませんが、僕は幸せな人生を送れていると思います。
多分、20代の僕だったら、上記のことをあげつらって、自分は不幸だと思ったでしょう。
でも今なら、少しの幸せを全体の幸せにできる。
幸せを十分受け止めることができる。
逆に、少しぐらいの不幸なら、切り替えて前を見ることができる。
転機になったのは、30代。
わずかな自信も失い、自分を呪い、死のうとまでした辛い日々を、いろんな人との出会いが、救ってくれた。
それを自分も、受け止めることができた。
こんなエピソードがあります。
それまで、褒められてもひねくれた態度を取っていました。
自分に自信がないばかりに。
その時、ある人に言われた「褒められたら、素直に受け入れないと、相手に失礼」って言葉。
効きましたね…。
そう、せっかく褒めてもらったのを、よくしてもらったのを、自分で無駄にしてはいけない。
いいことを素直に喜べるようになったし、自信を持つことにもつながった。
この態度が、周囲との関係も、良好にしたのだと思っています。
これ以外にも、いろんな人に支えられ、助けられ、ここまできています。
顕著だったのが、僕の場合、30代なのです。
決して幸せとはいえなかった、30代。
でも、幸せになる準備は、この時代にできたと思うのです。
だから、今がある。
ホント、出会ってくれた方々に、感謝。
幸せと、幸せになる方法を教えてくれた方々に、感謝なのです。