代々木上原から表参道、霞が関、大手町、西日暮里、北千住と通って、
足立区の綾瀬(北綾瀬)に至ります。
ラインカラーが緑なこともあって、結構好感を持っている路線です。
207系900番台とか、06系とか、特殊車が結構いて、ラインナップが多彩だったことなど、鉄的にも興味深い路線ですね。
中でも、開業当時から「主」のように君臨したのが、東京メトロ6000系。
チョッパ車としては出始めでしたし、「ポン!」と勢いよく開くドアも、印象的でした。
確か、「ローレル賞」取りましたね。
この車両も、実はもう、2編成を残すのみ。
消滅も時間の問題、といわれます。
さらに、4月からは運用も縮小。
朝にちょっと、出るだけになりました。
でも、運用を調べていくと、1編成だけ、夜の運用があることが判明。
代々木上原にいて、夕方に綾瀬まで運用。
回送で霞ヶ関に戻り、そこから綾瀬まで戻って、入庫します。
この、「霞ヶ関始発」が、何とか狙えそうで。
先回りして、待ちました。
こちらは、回送。
Y線に入って、折り返すようです。
第2編成でした。
僕よりも、年上の編成です。
とその時、回送列車が通過するアナウンス!
帰っちゃうの??
現れたのは、これでした。
小田急60000形MSE。
きれいなフェルメールブルーのロマンスカーは、千代田線をさらに優雅なものにしてくれますね。
さて、今年3月の改正で、小田急口が大きく変わりまして。
もともと、小田急へは優等列車での直通でしたし、成城学園前行きは、レアもレアな行先でした。
さて、そうこうしているうちに、やってきましたよ。
この「半流線型」の先頭車は、今も古さを感じさせませんね。
綾瀬川戦闘、10号車に乗り込みました。
プレートは、破損してしまったのかな?
「号車」まで書いてあるのは、僕のため!?
乗ったのは、運転席の真後ろ。
窓はないんですが、ATCの「チン」って音と、時折鳴らされるタイフォンが、なんとも言えずいいですね♪
実は10号車は、cM2車。
電動車なんですよ。
走行音が聞けるのは、いいですよね~♪
天井には、扇風機が稼働していました。
半蔵門線の8500系にもありますが、今やすっかり貴重品になりました。
電車は順調に運転。
荒川橋梁を渡って、立体交差をくぐって、綾瀬へ。
東京メトロ6002号車でした。
綾瀬と言えば、隣の北綾瀬を10両化すべく、工事していますね。
綾瀬止まりは、北綾瀬直通になる模様で、05系からの転身組も、お役御免が近いかも知れません。
なんてことを思ってたら、何と反対側から!!
もう1本の生き残り、東京メトロ6030編成がやってきました!
37Sの代走で、常磐線からの綾瀬止まり。
ここからは乗れないんだけど、奇しくも話題の6000系の生き残りが、相次いで綾瀬駅にやってくる運用となりました。
うれしかったですね♪
この2本の6000系が、あとどれくらい生き延びるかは、わかりません。
でも僕にとっては、これが乗り納めかな?
綾瀬市への引っ越しに使ったのが最初。
半蔵門線が東武につながり、ある程度便数が増えるまでは、東京西部や神奈川からの足として、よく利用した路線です。
そこで、当たり前のように活躍していた6000系が、いよいよ終焉間近。
感慨深いものがあり、今回の旅となりました。
今まで、ありがとう。
お疲れ様!