電話の一次受けは、ほぼ、僕の仕事です。
着信の9割は、僕が取ります。
外に出ないから、大抵は在席ですしね。
…電話、嫌いなのに。。。
で、僕宛の電話というのは、20本に1本もない。
ほとんど、部の誰かに取り次ぐことになります。
相手がいれば、電話があったことを伝え、同時に内線を操作、相手に転送されて、呼び出し音が鳴れば、こちらは回線を切り、取り次ぎ完了です。
この時、「お願いします!」と一言添えるのは、転送が完了して、電話の主と取り次ぎ先がつながったことを、知らせる意味もあります。
前の前の前の会社の先輩が、そうしていたのです。
取り次いでしまえば、僕の出番は終わりですが、実は取り次ぎ先がどんな話をしているか、すっごく気になるのです。
あっ、内容なんか、どうでもいいんですよ。
例えば、不機嫌そうに話していたり、明らかに怒っていたりすると、僕の方もテンションが下がります。
なんか、僕が悪いことをしたみたいで。
あまりにも短い通話だったときも、「間違えた?」と不安になります。
一方、上機嫌に話してくれると、良かった~と、ホッとします。
多分、どの職場でも必ず必要になる、電話番。
秘書なんかを除けば、新人がやらされることが多いポジションですが、電話片手に社内を駆けずり回ると、身につくものもあるんですよ。
「社内情報」ですね。
とは言え、電話は取らないわけにはいかないから、怒られたり仕事が発生したり。
因果な役割、なんですよ。