さっき、「プラレールの記憶」書いたばっかりですが…
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp
僕自身は、プラレールは幼稚園の頃に、卒業していまして。
当時同じくトミーが出していた、「スーパーレール」の方を買っていました。
プラレール同様、機関車や電動車が電池を積んでいて、その動力で動くタイプではありますが、こちらの方が、よりリアルでした。
コレクションするほどではありませんが、C62や181系など、それなりの数を持っていて、自分の部屋でレールを組んで、走らせては遊んでいました。
立体交差の橋脚なんかは高かったので、積み木で代用したり。
そしたら橋脚がどうしても一本足らなくて、そこだけ「ふわっと」した走りになったりね。
子どもなりに工夫もしたし、それにもある程度応えてくれたおもちゃでした。
小学生高学年になると、近くのお兄さんが、要らなくなったNゲージをくれて。
模型にも興味を持ちました。
ただ、お金はなかったので、どちらかと言えば、デパートの模型売り場で、備え付けのカタログ見てたことの方が、多かったかな?
もらったのもでも、それなりにレールを組めましたけど、やっぱり、自分の欲しかったものもあって。
それを買ったのが、中学2年生だったかな?
確かにうれしかったけど、実はある現実も、突きつけられて。
鉄道模型を楽しむには、4つの要素が必要だと。
「お金」「場所」「時間」「腕」
腕は、ないんです。
不器用で。
だから、カタログにあるようなかっこいいレイアウトは、どうにも実現できそうもないんです。
場所だって、自分の部屋は限られている。
時間も、部活とかで制約があるし、お金はさっき買ったもので、ほぼ尽きていたのです。
欲しいものを買ったがために、もうこれ以上模型を続けられない現実を、目の当たりにしたのです。
でも、これで、よかったのかも知れません。
早めに気づいて。
模型に使ったかも知れないお金を、本当の旅行に回せましたからね。
以来、模型からは手を引くことになりました。
たまに、Bトレインショーティーを買ったりしますが、あくまで出題用。
走らすために、飾るだけのためには、模型は買っていません。
でも、やっぱり憧れはあるのです。
さっき上げた4つの要素のうち…
「腕」だけでもあれば、模型を続けたかも知れませんね。
自分で、工夫できますから。