京版の「と」は、
「豆腐に鎹」です。
いくら意見しても、手応えもなく、効果がないことを例えて言います。
「鎹」は「かすがい」と言って、材木をつなぐための、コの字形の釘のことです。
子供が夫婦間を取り持つことを、「子は鎹」なんて言いますが、親が“豆腐”では意味がないわけです。
まあ、ウチでは巨匠のお小言に対して、「豆腐に鎹」状態ではありますが。
言う方は言うことで満足する?ので、じゃあ言わせておこう…になったりね。
お小言の類いは、結局自分で気づかないと、言われたってやる気にはならないものです。
いくら口うるさく言われても間食するけど、自分で体重計に乗る「測るだけダイエット」の値が悪いと、「今夜はガムでガマンする?」になったり!?
悪いけど、そんなもんです…。
でも職場には、そのことを踏まえた、伝え方の上手な人もいますね。
ただ言うだけじゃなくて。
仕事の出来る、人でしたね~!