社内、特に営業マンからの問い合わせに、答える機会があります。
自分が運用するSFAの操作なら、今はほぼ100%回答できます。
でも、質問によっては、出来ないものは出来ないし、探せと言われてもないものはない。
今日はそんな、「ゼロ回答」が、いくつかありました。
がっかりされることも、ありますが…。
でも、時にはこの「ゼロ回答」でいい場合もあります。
もっと言えば、ゼロ回答を「求められる」ことも。
理由は、おわかりですね。
「断る理由にするため」です。
そう、お客様からの問い合わせには、どうにもやりようがない案件や、出来なくはないけど、とても利益が出ない場合もあります。
その時、この「ゼロ回答」をもらっておけば、無難に断れる確率が高いのです。
ゼロ回答と言ったって、回答する方はもっともな理由を付けます。
それが、お客様への回答になります。
それに、少なくとも誰かに相談したことになる。
独断とか面倒くさいとか、そんな断りじゃないんだよ、ってのがアピール出来るわけで、そこまでしてくれたんならと、お客様が退いてくれる可能性が高くなります。
そもそも、お客様自身も、無理を承知な場合もありますね。
こちらも、出来ないことを無理する必要は、ないわけです。
営業マンは、もちろん契約を取れるのがいい営業マンですが、優秀な方は断るのも上手いですね。
相手があることではあるけれど、断れずに難儀な仕事をさせられて、苦労ばかり損ばかり、てなケースは、避けたいわけです。