ホームでの人と電車の接触事故は、本人はもちろん、鉄道会社にもダメージになります。
切り札は、「ホームドア」。
東京メトロ南北線のように、密閉!してしまう場合もありますが、多くは腋ぐらいの高さの可動柵を設けて、接触・転落を防いでいます。
ただ、これ、お高いんだそうで。
戸袋がある関係上、開口部が限られるので、多扉車や、他社からの直通車にも、対応が難しい。
そこでJR東日本さん、こんな策(柵?)を。
なんと!
電車が来るまで、通せんぼ!!
※ 写ってる電車は、一本奥の留置編成です。
一体どんな動きをするのかと思いきや…
上にあがるんです。
支柱ごと!
名付けて、「昇降式ホーム柵」
なるほど、これなら、ある程度のドア位置のずれには、対応出来ますね。
しかも、コスト的も随分違うそうです。
ただし、視覚障害者には識別が難しかったり、支柱が出っ張るので、つまずきやすいとか、課題もあるそうです。
まだまだ、進化の余地が、ありそうですね。
ちなみに、従来のホームドアとは逆に…
※ 音がでます
柵を下ろして、おもむろに 昇降式ホーム柵 JR東日本八高線拝島駅5番ホーム 10/9撮影
扉ではなく、昇降柵が先に降りてきます。
なので、他駅にも増して、
「駆け込み乗車は厳禁!!」
ですよ!