今週のお題「もしも魔法が使えたら」
最初のタイトルは「ストップ!」でした。
ファイナルファンタジーでは、相手の動きを一定期間止めて、動けなくする魔法ですね。
実は、意図は違いましてね。
ディズニーに「ファンタジア」って作品がありまして。
何と戦前!1940年のアニメ作品です。
名曲が使われてましてね。
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」とか、ストラビンスキーの「春の祭典」とか。
最後はムソルグスキー「はげ山の一夜」と、シューベルトの「アヴェ・マリア」
これらの曲をイメージして、動物や神様、亡霊までもが、画面狭しと歌い踊ります。
バレエを見てる方は、特に楽しめると思いますよ♪
ミッキーマウスも、出てます。
魔法使いの弟子役で。
師匠が出かける前に、水汲みを仰せつかったミッキー。
めんどくせー!と、箒に魔法をかけて、水汲みをやらせます。
高みの見物のミッキー。
ところが、ミッキーは「止める魔法」を知らなかったから、さあ大変!!
ってお話です。
…お話ならば「バッドエンド」で済みますが、実社会で起こってしまったら!!
例えば、パソコンで大量のコピーを間違えてやっちゃったりとか、ドラッグした先が実はゴミ箱だったとか…。
あり得ないようなヤバイ話を、随分体験してきました。
ExcelとかWordなら、Undo、つまり「Ctrl+Z」という強力な魔法?がありますが、ファイル系の間違えには、これが効かないものも、数多くあります。
それにそもそも、Undoが効くパソコン世界が、特殊なんですよ!
生身の実世界に、こんなボタンは、ないのです。
それを一瞬で元に戻せる、人生の「Ctrl+Z」、“Undo”が効く魔法があれば…。
喜んで、会得したいと思います…。
まぁね、人生はやり直しは利かないと言いますが。
自らの労力で、修復を試みることはできます。
やり直しを手がけるほど、憂鬱なものありません。
ところが、やり直す過程で、努力する過程で、新たなアイディアが湧いたり、協力者が現れたり。
結果的に、もっと良いものになった、ってことも、少なくありません。
言わば、「Handmade Undo」。
実は魔法に勝ること、なのかも知れません。