Line Buffer Overflow…

書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

2006年の記憶…

当時34歳。

PCインストラクターのバイトを辞めて、ITスクールに戻ったのが、3月。

 

最初はWeb関係をやりましたが、わかったのは、

「操作は習えばできるけど、その後は絵心がないとね…」

ってこと。

結局、比較的高齢でもエンジニアとして採ってくれる、ネットワークエンジニアを目指しました。

 

※ 体験記や資格の内容、機器の性能等は、当時のものです。

  今は全く別物かも知れません。

 

最初の資格は、マイクロソフトのサーバーの資格。

サーバーの運用やユーザー管理などが、主だったと思います。

次は、CCNA

シスコシステムズの初級技術の資格です。

よく耳にする、ルーターとかハブとかを設定、運用する技術を証明します。

 

思いっきり簡略化して書くと…

 

ハブは同一ネットワーク内で、データの流れを制御する機器で、機器(ポート)固有の値(MACアドレス)を見て、ネットワークを制御します。

家庭でもよく使われていますが、企業向けの機器は、ネットワークを分割する機能もあります(レイヤ3スイッチ)。

 

ルーターは別ネットワークをつなぐ機器で、IPアドレスを見て、データを適切に転送します。

余談ですが、ルーターは「RT」って略します。

…どっかで、見たことありません?

そう、Twitterリツイート(RT)と、機能的にはよく似ていますよね。

あるところからやってきたデータを、自分のネットワーク(フォロワー)に、拡散するわけです。

 

これらは実際に画面で正解を選び、時にはドラッグしたりコマンドを投入したりも、したと思います。

結果は即、画面に出ます。

どちらも「合格」でした。

 

この次はCCNPという、シスコの中級資格。

さらに深い知識と、実際のネットワーク構築、そしてトラブルの対処法などを、グループで学びます。

班に分かれてネットワークを組んだり、うまく行かなかったらみんなで原因を調べたり。

合宿というか、新人研修のような、感じだったかな?

授業としてはその学校でもハードな方で、緊張しましたけど、楽しく、有意義に学べましたね。

僕のアイディアでネットワークがつながったり、つながらない原因を発見できたことも、ありました。

 

研修期間は2ヶ月みっちり。

その後、試験を4つも受けなければなりません。

スイッチ系、ルーター系、WAN系、トラブル対処。

 全て合格したのは、もう翌年になっていました。

 

ちなみに…

前年までに、「初級システムアドミニストレータ」は、取得していました。

職場において、PC利用者の中心的な役割を果たすことを目指した資格です。

CCNPやサーバーの資格は、インフラ側の資格ですが、初級シスアドは利用者サイドの資格。

パソコンの知識や、企業向けの作表技術、ある程度のトラブル対処まで、広く浅く含んでいました。

 

…もしかしたら、今の会社での立場は、この「システムアドミニストレーター」に近いかも知れません。

パソコンの操作を教えられ、パソコン化の効果を測ることができ、どれを試してダメだったら情シスに投げるべきか、判断が付く。

この資格、十分役に立っていると思っています。

 

次の年は、こちら

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