当時25歳。
湯河原郵便局、2年目です。
新人が2人も入ってきました。
一応、僕が先輩だけど…、
後輩の一人は、地域区分局のバイトとして、バリバリ働いてた人!
もう一人は大人しかったけど、中堅社員として登用されて、郵政局へ行くような人!!
どちらも、僕よりも遥かに力量が上。
やりにくいというか、悲哀を感じましたね…。
なので、後輩でありながら、敬意を持って接しましたよ。
そうせざるを得なかったのではありますが…。
窓口に立ちますから、記念切手等を扱う機会がありました。
かねてから発売日には行列が出来たそうですが、「美空ひばり」「石原裕次郎」「鉄腕アトム」の切手の発売日は、大量に並びましたね~!
かなり混乱しながら、必死で捌いたのを覚えています。
計算は合わなかったけど、そんなに大きくは外しませんでしたよ。
また、この切手の発行をきっかけとして、父に記念切手を買って、送るようになりました。
今はアニメ作品とタイアップしたり、花の切手ばかりになったりと、あまり面白くなくなってしまいましたが、当時はまだ、国営。
文化財や国宝といった、芸術的な価値のある切手が、数多く発行されていました。
父もそんな切手を、昔から機会があれば、集めていたそうです。
まぁ、立場上、記念切手を入手しやすかったですしね。
それも、ただ送るだけじゃありません。
ちゃんと各切手の解説を書くんですよ。
その切手の題材のいわれとか、背景とか、歴史とか。
結構脱線して書いたりね。
けど、どんなに書いても、1切手の記事は原則としてB5(後にA4)1枚まで。
枠に収めるために、あれを削ったり、これを書き直したり。
楽しみながらも、結構苦労して構成し、また校正していましたね。
当時から、ブログのようなこと、やってたわけです。
ちなみに、この時はまだ、ワープロを使っていました。
相変わらず、「書院」ですが、ハードディスクも積んでたし、多分一番完成されていたと思います。
たまに職場で使うパソコンが、使いづらくて。
文章を打つためなら、今でもパソコンよりも、ワープロの方が遥かに美しい文書になると思います。
ワープロに誇りを、持っていましたよ!
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