押上駅にて。
スカイツリーのある駅です。
外国人の観光客も、たくさん来ます。
「身軽に、観光したい!」
これは、万国共通ですね。
外国人だって、コインロッカーを利用します。
でも、最近のはなかなかに、難解で!
今は硬貨投入口が一カ所だったり、PASMOが鍵代わりだったり。
ちょっともたつくと、
「一定時間操作がないので、中止しました。荷物を出して下さい!」なんて、えらいまたせっかちなアナウンス!!
こりゃ日本人でも、慣れてないと混乱しそう…。
日本人にとっても、便利さ10倍、難解さ10倍だったり、するのです。
でも、今時のコインロッカーは、彼らにとって“福音”のようなボタンが、準備されています♪
「English」ボタン
押すとガイダンスが、英語に!
多分タッチパネルも、英語!
「我が意を得たり♪」
なかなか預けられずに迷っていた、インド系の男性2人組は、英語を頼りにあっさり操作に成功!
涼しい顔で去っていきましたよ♪
もしかしたら、他国語もあるかもしれませんね。
日本人のことだから…。
日本に移住した外国人によると、日本語を学ぶ上で一番役に立ったのは、
「機械が喋るガイダンス」
だったと、聞いたことがあります。
自らが遭遇したあらゆる場面で、声優さんの聞きやすい、正しくて的確な日本語“だけ”を喋るのは、券売機や自動改札、駅の案内放送、ATM、駐車券の発券機といった、“機械”たちをおいて他はない、と言います。
思いっきり実用的、実践的だし、多くは視覚的な案内を伴いますから、尚更理解しやすいでしょう。
ただし、それはあくまで“日本語”
一時的な旅行者にとっては、やっぱり母国語か、それに近い言葉で喋ってもらった方が、遥かにわかりやすいわけです。
可能であれば。
もちろん、すべての機械が外国語対応するわけではありません。
それでも…、
日本を訪れる外国人旅行者の方には、日本でのスムーズな旅を祈りつつ、このどこにでも流れてる「機械日本語」も、土産話の一つに持ち帰ってもらえると、うれしいな~なんて、思います。