エラー番号59。
開いていないファイルに対して入出力を行うと、このエラーが起きます。
当時、ファイルは番号で管理されていました。
OPEN命令でファイル番号を割り当て、以後はその番号を指定して、ファイルにアクセスします。
OPEN命令では、ファイルの入出力のための初期処理をするわけで、それが済んでないファイルは、たとえ存在していても読み書きは出来ないのです。
まあ、なかなかないと思いますが。
実はこの仕組み、ExcelVBAでも有効で、テキストファイルやCSVファイルなどを開くときは、OPEN命令で入出力方法などを指定して、データを読み書きできる状態にします。
例えば、処理のログを出力する場合に、重宝します。
でも、プログラムを作るに当たって、過去のプログラムを部分的にコピペして、流用することはよくあります。
その中で、ファイルの入出力命令が含まれてるのに気づかず、うっかり実行すると、このエラーが出たりします。
今の方がよく出るエラー、のような気もしますね
結構、“いいところで”!