昨夜は「押上文庫」でした。
信州地酒を中心とした、良質なお酒とお料理がいただけるお店です♪
表でも、記事にしました。
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com
実はもう一つ、こんな逸品を。
昆布。
有馬山椒煮♪
店主の文庫さん自ら、昆布を刻んだそうです。
この手の昆布といえば、やっぱり定番はこちら。
醤油味の効いた、濃いめの味付けを、どうしても想像します。
だから、最初はちょっと違和感を感じたんです。
かなりあっさり、甘めの味付けだったから。
でも、食べ進むうちに、フジッコのイメージが消えていく。
舌が慣れていく、とでも言うのでしょうか。
味わいが理解できるようになっていくのが、とても面白かったんです♪
もちろん、フジッコの昆布を否定するつもりなど全然なく。
昆布にはこういう味つけもあるんだぞ、と認識したわけです。
料理の味の答は、一つじゃありませんから。
そう言えば、ラーメンなんかでも、よくあるんですよ。
個性の強いラーメンなんかは。
最初は舌が、味を理解できない。
決定的に嫌いじゃないけれど、ちょっと変わった味だな、って感じることがあるんです。
でも、食べ進めていくうちに、徐々に舌が味を認識、理解していく。
だんだん気に入って、しまいには完食!なんてことも、しばしばです。
その最たるものが、「蜂屋」かな?
旭川の醤油ラーメン。
焦がしラードが特徴の店です。
この店が、新横浜ラーメン博物館に出店したことがあって。
1回目は大いに期待して、列にも並んだけど、その焦がしラードが美味しいと感じなかった。
大いに裏切られたわけです。
2回目は空いてたので、全然期待しないで入りました。
そしたら、その焦がしラードに、逆にハマってしまって!
やっと、舌が味を理解したんです。
当時の触れ込みだった「麻薬性のある味」とは、このことか、とね。
その後、随分通いましたし、退店の時は「惜しいなぁ…」って思いましたよ。
なので、第一印象だけで、味を判断してしまうのは、大変もったいないことなんです。
「だまされた」と思って、食べ進めていくことも、時には必要なんですよ。
自らの舌の「対応力」を信じて、ね!
そう言えば、最後の締めにも、乗せてくれました?
心憎い、演出です♪