貨車に付くと、「コンテナ車」になります。
現存する貨車の大半は、このコンテナ車です。
かつてはゴトコン(5t積みコンテナ)1個~2個積みの「コム」、3個積みの、怒っているわけではないが、「コラ」とかありましたが、今はほぼ、5個積みの「コキ」が占めます。
コンテナだけで25t。1台のトラックでは運べない量の貨物も、貨車では1両で運べます。
中には海外船舶用の40ftコンテナや20ftコンテナ、10トントラックと同じ規格の、31ftコンテナが積めるものもあります。
コンテナにも、冷蔵装置を積んだ冷蔵コンテナや、通風コンテナ、タンクコンテナなどもあり、多彩なニーズに対応します。
運営側としても、フォークリフトでコンテナごと積み降ろしが可能で、そのままトラックにも載せられる利点があります。
トラックと鉄道はライバルになる部分もありますが、決してそれだけじゃない。
幹線部分の輸送量や輸送効率では、鉄道に軍配が上がります。
しかし、鉄道は末端部の輸送には、なかなか入り込むことが出来ません。
そこで、両者の協業が、必要なわけです。
ちなみに…、
現在主流のコンテナ、19Dという赤いコンテナだそうです。
今年2月時点で、34,000個も出回っているそうですよ。
その中に、たった50個だけ、かつてのコンテナ色「黄緑6号」を使った、記念のコンテナがあるそうです。
写真はグッズですが、“ホンモノ”が編成に紛れ込んでたら、ラッキーですよ!