エラー番号9。
“Subscript”を辞書で引いたら、「添字」だそうです。
何かというと、「変数」という値の入れ物に付ける、通し番号のことです。
「配列変数」って言ったりしますが、たとえて言うならば、「リング式のメモ帳」かな?
ひと綴りの変数に通し番号、まあページ番号みたいなものを振っておきます。
そうすると、通し番号1の変数には5,通し番号2の変数には3とか、入れられるわけです。
この配列変数は、ループと大変相性がよく、多くの場合、組み合わせて使います。
通し番号には別の変数、つまりカウンターを指定することが出来ますので、ループでカウンターを増やしながら、効率的にいろんな値を書き込める(読み込める)わけです。
ただ、際限もなく通し番号を増やせるわけではなく、普通は「ここまで使うよ!」って、宣言をします(Dim文)。
MSXの場合は宣言しなくても、確か10個までは使えました。
10を超えると、または宣言した数を超えると、このエラーが出るわけです。
時には自分で宣言しておいて、超えちゃうこともありますけどね。
原因究明にはほとんどの場合、添字に使った変数の値を追わなければなりませんから、このエラーが出ると、かなり厄介ではありました。
ループ制御のミスの場合も、ありますね。
いつの間にか、カウンターがとんでもない値になってたり。
結構、苦労した思い出が、ありますね。