エラー番号20。
Verifyとは、「確認する」「検証する」の意味。
CSAVE命令で、カセットテープに書き出したプログラムが、本当に正しく書かれているかを確かめる命令が、MSXでは確か「CLOAD?」だったと思います。
この命令を実行すると、パソコンはテープの読み取り状態になります。
ただし、読み取った内容をメモリには書かず、現在メモリにあるプログラムと照合して、正しいかどうかをチェックするわけです。
このとき、内容に相違があったり、読取り不良があったりすると、このエラーが出ます。
長い時間をかけてセーブして、さらに同じ時間をかけて検証して、エラーならがっくり、って所ではありますが、この時点ではまだ、パソコン本体にプログラムが残っていますので、テープを替えるなどして、再セーブが可能。
消えちゃうよりは、遥かにマシだったんです。
でも、たまにやらなかったときに限って…
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp
…が、出ちゃったりするのです…。
ちなみに…、
海外の短波ラジオ局では、遠くの国からの受信報告を受け付けています。
はがきなどで報告を行うと、放送局は受信確認証(Verification Card:ベリカード)を送ってくれます。
いわゆるお便りでもいいのですが、放送が聞き取れていることが、ラジオ局側に伝わる内容でなければなりません。
実は弟が、短波放送に凝っていた時期がありまして、あちこちからベリカードをもらっていたのですが、なかなか凝ったデザインのものが多くて。
放送局にとっても、どの地域にどの放送(時間帯を含めて)が届いたという情報は、有用な欲しい情報なんでしょうね。