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書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

文字

「ス」の記憶・2…

貨車につくと、「鉄側有蓋車」になります。 昭和初期の、車両です。 大正頃から、それまで木製だった有蓋車(箱型の一般貨車)を、鋼製に置き換えていく取り組みが始まりました。 まず、壁の部分を鉄にした貨車が、登場しました。 丈夫になる分、積載量とか…

「ス」の記憶・1…

客車の「ス」は、重量記号です。 大型の「オ」級の一つ上、自重37.5t以上42.5t未満の客車につきました。 戦前、鉄製(鋼製)の客車が出回るようになると、たいていは「オ」級を超えるため、 「スチールカー」のス 或いは「すごく大きい」のス あたりが、有力…

「シ」の記憶・2…

貨車につくと、「大物車」です。 昔は「重量物運搬車」って言ってたそうで、記号は「シ」になりました。 運ぶのは主に、以下のものです。 1.大きいもの 普通の貨車やコンテナに入らないものですね。 ただ、かさばるだけで軽いものは、長物車の担当になるそう…

「シ」の記憶・1…

「シ」の記号も、2つ意味がありました。 電車や気動車、客車と言った“旅客系”の車両に付くと、食堂車になります。 もちろん、「ショウドウのシ」ですね。 「マシE26形」と言う客車がありました。 42.5t以上(47.5t未満)の重い車両ですから、“マシ”な食事が…

「サ」の記憶・3…

「サ」のつく車両は、大半が「付随車のサ」。 わずかに「貨車のサ」。 実はさらに少数派が、ありました。 「工作車」の「サ」。 駅などの機械設備のメンテナンスや、工事現場での作業に使われたそうですが、用途廃止は1972年とか。 僕の生まれた翌年には、な…

「サ」の記憶・2…

貨車での「サ」は、重量記号です。 積載量が20~24tの貨車に付きました。 前述の「クサ」の他、「タサ」、「チサ」、「レサ」などががありましたが、種類はあまり、多くない。 というのも、一つ下の「ラ」級(17~19t積み)は、重量的にみると、やや大きめの…

「サ」の記憶・1…

「サ」は電車・気動車、貨車、職用車で、意味が違いました。 まずは電車・気動車の「サ」から。 「ク」の記憶・1にて、昔は電車の大半がモーターを持っていて、例外的にモーターがないが、運転台はある車両に、「ク」がついた、と書きました。 kiha-gojusan-…

「コ」の記憶・2…

貨車に付くと、「コンテナ車」になります。 現存する貨車の大半は、このコンテナ車です。 かつてはゴトコン(5t積みコンテナ)1個~2個積みの「コム」、3個積みの、怒っているわけではないが、「コラ」とかありましたが、今はほぼ、5個積みの「コキ」が占め…

「コ」の記憶・1…

客車に付いた「コ」なんですが… ほとんどが明治時代の車両だそうです。 自重22.5t未満の台車付き車両に付きました。 (台車のない2軸客車には、重量記号は付きません) 鉄道車両としては、かなり軽い部類に入り、車体はもちろん、台枠や台車まで木製とかじゃ…

「ケ」の記憶…

「ケ」を付ける車両は、「検重車」です。 「ケンジュウ」の「ケ」ですが、鉛の玉は出ません。 代わりに?様々な重さの重りと、クレーンを積んでいました。 何をするのかというと、貨車の重さを測るための、台ばかりのような施設があり、それが正確かどうか確…

「ク」の記憶・2…

もうひとつの「ク」は、車運車。 文字通り、車を運びます。 「クルマの「ク」」ですね。 ほとんど枠だけで、直接車を運転して、貨車に載せました。 ただ、今はほとんど、最初からトラック輸送です。 いくら線路上は貨車で運べても、ターミナルでは自走して下…

「ク」の記憶・1…

「ク」も、意味は2つ。 電車・気動車と、貨車で違います。 まずは電車・気動車から。 電車の場合は、運転台のある車両です。 今でこそ、電車は長編成も組めるようになってます。 4両、6両、8両、10両。 JRの中距離電車などは、15両!なんてのもあります。 駅…

「キ」の記憶・3…

最後に、職用車の「キ」を。 雪かき車です。 記号は「ユキの「キ」」。 「ユ」は郵便車なので、避けたのでしょう。 北国、雪国の車両ですので、稼働車に会ったことはないですが、保存車はあったかも知れません。 よく使われたのは、線路上の雪を押し出して、…

「キ」の記憶・2…

今度は、貨車に付く「キ」。 重量を表す記号です。 貨車は自重とともに、どれだけ積めるかが重要なので、積載量に応じて重量記号がつきました。 重量記号は小さい方から、ム・ラ・サ・キ。 用途記号にない文字から、語呂のいい組み合わせを選んだそうです。 …

「キ」の記憶・1…

「キ」も複数あり、気動車、貨車、職用車で、意味が異なります。 今回は「気動車」で使われる「キ」です。 「キ」は、気動車、つまり内燃機関を持つ車両に付きます。 かつてはガソリン車も、試験用のガスタービン車もありましたが、今はほぼ、ディーゼルカー…

「カ」の記憶・2…

今度は、貨車の「カ」です。 主に牛やヤギなどを運んだ、「家畜車」ですね。 屋根はありますが、壁は透かしで、風が入るようになっています。 ただ、大きなネックがありまして…。 「乗り換え」! 正確には積み替えですが、鉄道貨物には結構ありまして。 次の…

「カ」の記憶・1…

「カ」には客車、貨車で、2つの意味があります。 今回は客車の「カ」。 客車の場合は、「オ」と同様の重量記号です。 区分は47.5t以上! ちょっと想像がつかない重さなので、アフリカ象(約6t)と比べると、8頭分!! 飛行機だと、最重量仕様のMRJが、最大離…

「オ」の記憶…

「オ」は、客車(モーターやエンジンを持たず、機関車に牽引されるもの)の重量を表すための記号です。 ここで言う「重量(自重)」とは、客車自体の重さに、定員相当の乗客、荷物の重さも加えたもの。 機関車に引っ張られる以上、重さはとても重要なのです…

「エ」の記憶…

「エ」の記号もなかなか見れなかったと思います。 気持ち悪い!?オエ61とか、スエ78とかが、存在しました。 用途は、災害復旧。 災害、事故等が遠隔地で起こったとき、復旧のための資材を積み、また作業員の詰め所ともなった車両です。 「キュウエン」の「…

「ウ」の記憶…

鉄道車両につく記号で、“ウ”って何だろう?って思ってみたら… 何だと思います? 答は「豚積車」! そう、背の低い家畜(いわゆる豚)を、生きたまま運ぶための、車両なんです。 上下二段に、積むことが出来ます。 また、特殊装備として、散水するための設備…

「イ」の記憶…

「イ」は、客車に使う記号です。 用途は、「一等車」! 最も豪華な車両だったようです。 料金も破格で、特急料金は三等車の3倍、さらに運賃も高く、三等車の約4倍の料金を支払う必要がありました。 もっとも、それなりの地位のある人でないと、乗ってから気…

「ア」の記憶…

アルファベットに続き、カタカナの五十音に挑戦します。 ただ、あまりにも範囲が広いので、「鉄道車両に使われている記号」という観点で、記事を書きます。 最初は「ア」ですが…、 「ア」なんて付いてる車両、見たことない!? それもそのはず、戦前に存在し…

Zの記憶…

ついに、最後の文字まできました。 「Z」 でも、いくら頭をひねっても、いい文句が浮かばない…。 次第に眠たくなって… 「ZZZ…」 お後がよろしいようで…。

Yの記憶…

アメリカの軍用機には、アルファベットと番号による形式名があります。 F…戦闘機 A…攻撃機 C…輸送機 など。 このうち、まだ軍が受領していない実験機には、“X”が付きますが、試作段階になると、“Y”になります。 “Prototype”の意味ですが、最後のほうの文字に…

Xの記憶…

X=クロス=立体交差! 近くには鉄道同士の立体交差が何ヶ所かあります。 「常磐・メトロ・つくばに東武の立体交差」 常磐線の北千住-松戸間、千代田線の北千住-綾瀬間、つくばエクスプレスの北千住-青井間、東武線の小菅-五反野間にあります。 東武の4…

Wの記憶…

僕がコメントでもらう"w"は、大多数が“失笑… ほっといてください…。

Vの記憶…

四半期に一度、自分の全資産を洗い出す「棚卸し」を行っています。 9月期の結果が出ましたが… 「V字回復」ってわけには、いきませんなぁ…。

Uの記憶…

もし、自分の名前を自分で付けることができるなら、愛称が「ゆうちゃん」になるように付けたいですね。 なんか愛着があって♪ 使える漢字は、たくさんありますね。 友、勇、優、悠、雄、裕、… 男らしい漢字に、かわいらしい漢字。 多数揃ってますね。 今から…

Tの記憶…

う~ん、とちょっと頭をひねって… 「Tポイントカード」かな? ファミリーマートや、東武ストアでの利用が、多いですね。 中には、思わぬ所で大きなポイントが付いたり! メガネの新調でポイントが付いたのは、大きかったなぁ~♪

Sの記憶…

今は「東京メトロ」ですが、2004年までは、帝都高速度交通営団、いわゆる「営団地下鉄」でした。 当時のマークは、Subwayの“S”をかたどったもの。 都会的で、魅力ありましたね~ 今のマークも好きだけど、このマークも捨てがたいなって、今でも思うのです。