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書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

「倫理」・しりとりの記憶・21…

高校での、社会科の教科ですね。

地理、日本史、世界史、政治経済、倫理でした。

 

このうち、政経と倫理は、1年生だけ。

2年生からは残り3教科を、選択で学びました。

僕は理系だったので、一つだけ。

好きなのは地理だったけど、巨匠に世界史を勧められ、世界史を学びました。

 

でも、あんまり好きにはなれませんでしたね。

暗記量が、ものすごくて。

しかも、各地域の出来事が、横断的に整理されてる必要があるので、難しかったですね。

 

むしろ、1年にやった「倫理」の方が、好きでした。

 

実際の所、倫理と言うより「哲学」ですね。

ソクラテスとか、プラトンアルキメデス、カント、ニーチェサルトル、…

先人たちの考え、教えに触れるのは、すごく楽しかった!

それに、古代の哲学は、まだ随分わかりやすかったですしね。

「その時はこれ」のような、条件分岐が少ないですから。

初心者にも、受け入れやすかったです。

 

終盤になると、難しくなっていったんですが、結局、教科書の最後までは、行かなかったんじゃないかな?

2年以降は教科が変わりますから、ちょっと消化不良の感じで、進級したのを覚えています。

 

実際、地理・日本史・世界史は、入試において重要なので、高校も力を入れるわけで。

「事実」ですから、正答か誤答かしかない。

問題にしやすいわけです。

 

政経については今動いていることだけに、教える側として、主張を入れるわけに行かない。

倫理も考え方の問題ですから、これも教師の主張を入れづらい側面があるので、試験には出しづらい、進学校ではなおざりにされがちなのは、わからないでもありません。

 

でも、人生において、内側からじわりと効いてくるのは、むしろこの2教科じゃないかって、思うんです。

 

確かに、受験のための勉強を最優先しなきゃいけないのは、わかります。

受験勉強が出来るのは、青少年の若いうちだけ、でもあります。

 

ですが、人生、受験が全てでも、大学が全てでもない。

どこかで、こういう実践的、哲学的な所も、吸収する余裕を持ちたいですね。

 

むしろ、学校以外で吸収する方が、いいかもしれません。

日本の教育は何でもかんでも、学校に押しつけがちです。

ネットなり会館なり、インフラは格段に充実しましたからね。

こういう分野も、もっともっと、地域が分担するべきかも知れませんね。

 

 

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