「ループ」
VBAでプログラムを組むと、必ずと言っていいほどお世話になる仕組みです。
その名の通り、わっか。
実際にはプログラムのある始点から終点までを、「繰り返す」仕組みです。
実際には、カウンターを用意して、それを一定ずつ変化させて、一定数を超えたらループ終了(For Next)、ってのを、よく使います。
ループの終点でカウンターに加算して、オーバー(アンダー)したら終了して、次の命令、って制御します。
この方法だと、カウンターを計算に使えるので、順番に書き込んだり、かけ算で間隔を空けて書き込んだりと、いろんなことが出来ます。
もっと複雑な場合は、条件を仕込んでおいて、その条件を満たしている間(または満たすまで)、ループを繰り返す(Do-Loop)、という命令もあります。
カウンターは自分で制御しなければなりませんが、例えばセルの最後まで読み取って、値が空白になったら、処理をやめる、みたいな処理が出来ます。
いずれも、カウンターの加算方法を間違えたり、ループの継続条件を間違えると、「無限ループ→暴走!!」なんてことにもなりますが、それでもこの命令をよく使うのは、「繰り返し」はコンピューターが得意で、人間が苦手な作業だからです。
人間に、同じ作業を100回繰り返せと命令すると、多くの人は途中で飽きてしまい、集中力が途切れてしまいます。
その上、「カウンターを変化させて、計算しながら…」なんてオーダーしたら、みんな発狂するんじゃないでしょうか?
でも、コンピューターは嫌な顔一つせず、千回でも1万回でも、同じ作業を正確に、やってくれます。
コンピューターって、すごいでしょ!
なので、コンピューターのすごさを活かすような、プログラムを書くわけですね♪
正直、1回しか実行しない処理に、ループの必要はないし、1回しか実行しないプログラムは、よっぽど手の込んだ作業でない限り、僕は作りません。
やっぱり「繰り返し」の威力を、存分に活かしたいって思うからです。
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