久々に、ゲームのお話。
昔やったゲーム「ハイドライド3」には、いろんな設定値がありました。
主人公には「もてる重量」という値がありまして。
いや、これが高いと女の子にモテる!?ではなくて。
アイテムその他に「重さ」が設定されていて、どれくらいまで持てるかが、決まっていたのです。
重さが設定値を超えると、動きが鈍くなります。
さらに重さが増えると、全く動けなくなることも。
泣く泣く、アイテムを捨てなければならないわけです。
アイテムも重いものを無理して取っても、動けなくなって、意味がないのです。
ダンジョンの奥底に宝箱を見つけて、苦労して取ったのに、相当なレベルがないと動かすことすら出来ない、超重量級の鎧だったときは、凹みました…
モンスターを倒すと得られる金貨も、あんまり持ちすぎると、金貨の重さで動けなくなったり。
当初は銀行に預けるシステムを目指したそうですが、最終的には「両替機」というアイテムが登場、重さを最適化できました。
もう一つ、「運」という設定値がありました。
詳しくは忘れましたが、もらえる金貨とか、レベルアップしたときの、各ステータスの増加値に、影響したと思います。
レベルアップしていくと、この「運」の値も上がっていくんですが、別にだんだん幸運になっていくような気は、しなかったんですが…。
実は、「運」については、レベルアップで向上した値には、ほとんど意味がないそうで。
初期値が大きく影響する作りになっていたそうです。
これって、人生的にも正しいような気がします。
確かに「運も実力のうち」と言いますし、その分野に修練すれば、幸運だって呼びやすいとは思います。
でも、修練を積んだ時点で、運ではなく、実力では?と思うわけです。
実力があれば、結果的によい結果を生みやすいのではないかな、と。
ただ、実際には達人でも、全て完璧に出来るわけではありません。
ちょっとした加減で、上手く行ったり行かなかったりってのは、どんなに道を究めても、あると思います。
その辺が、「運」なのかな、と。
成長した値を無視して、初期値を大きく影響させた、このゲームの作りは、僕は一説としてアリだと、思うわけです。
少なくとも、アイテムなんかで不確実な運を確実にするようなシステムよりは、ゲーム性はともかく、人生としては理に適ってるかなって、思います。
ところで…
今日は両親を送り迎えに、自宅と駅を2往復しました。
延べ20ヶ所の信号を通過するんですが…、
半分も赤信号!
しかも、国道を渡る大きな交差点は、4回のうち3回がフル待ち!!
(フル待ち=赤直後に交差点に到達、目いっぱい待つこと)
僕の「運」の初期値は、一体…