京版の「よ」は、
「夜目遠目笠の内」です。
暗い夜や、遠くてぼんやりしている状態では、ものがはっきり見えず、よく見えません。
そういう状態の方が、男性から見て、女性はより美しく見える、とのたとえです。
男って生き物は、見えなきゃ見えないで、いいように補完して見ますからね。
女性側もそれをよく知っていて、上手く利用したりするわけです。
「笠を被って顔を全部見せない」なんてのは、その際たるものでしょう。
男にいいように、想像させるわけです。
そういう意図があったかどうかは、わかりませんが…。
大昔の職場に、ちょっと年下の女性が、いつも後ろ姿だけ見える状況だったことがありまして。
それがたいそう、かわいくて!
一度、表に回ってみたことがありますが…、
…それくらいに、しときましょうか。