京版の「ほ」は、
「仏の顔も三度」です。
正確には、「…撫づれば腹立つる」と続きます。
たとえ仏様であろうと、三度も撫でられれば、腹も立てるって意味のことわざになります。
つまり、四回目はないわけですよ。
基本、撫でるのは目下に対して行う行為ですからね~
仏様には大変な侮辱なわけです。
それを三度も繰り返したら… 言わずもがなですね。
大学では、授業が緩くて代返も効いて、単位も楽にくれるような教官は、「仏の○○」でした。
反対に、試験が難しくて、なかなか単位をくれない教官や、普段の講義やレポートもこなすのが大変な教官を、「鬼の○○」なんて言ったりしましたね。
中には「大悪魔の○○」なんて教官も、いたようないないような。
ただ実際のところ、「仏の…」教官は自分の研究の方に関心があって、講義は疎かになりがちな方が多くて。
あまり「仏」ばかり揃えていると、学年が上がってゼミや研究になった時、多いに苦労することになるんですけどね。