当時29歳。
この年からが、21世紀ですね。
「ミレニアム」とか言って、あちこちで話題になりました。
東京ミレナリオの原意は、「千年祭」
この年のための祭典ですね。
2005年を最後に休止中ですが、東京駅の復元や、その周りの工事が済めば、また復活するかも知れません。
JR四国では、こんなカードも。
「行く年、来る年」
「行く世紀、来る世紀」
そう言えば、この列車にも乗りました。
廃止間際の2月だったかな?
大坂から、青森まで!営業キロ1,040km!!
かつては青森-大阪と、上野-(信越線経由)ー大阪の併結列車。
やがて電車化されて上野編成がなくなり、湖西線経由でやや距離が短くなって、当時に至ります。
大阪発10:12、青森着22:59。
所要12時間47分、座りっぱなし!
曇り気味で、最後は雪になったのかな?
お疲れ様な旅でしたけど、いずれは挑戦しておきたい列車でもありました。
この後は、北海道でラーメン三昧したようです。
旅行は夏にも行っており、青洞門や、残り少なくなった、「つばめ号のビュッフェ」も利用しました。
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自宅ではパソコンがメインユースになり、あれこれ触っていました。
Excelに開眼したのも、この年です。
需要が、出来たのです。
上司の課長代理が、転勤で入替になりました。
課長代理の仕事に、勤務表の作成がありまして。
週休2日、交代勤務、早番・遅番・窓口に所定数の人員、休日も別途所定の人員を、偏りなく振らなければなりません。
しかも振った後、何とゴム印を使って、勤務指定表を作らなければならなかったのです。
実際、振って勤務表を作ってから、早番がいないとか、休み数が足らないとか、クレームが出ることも、少なくありませんでした。
そこで、僕に相談が来たのです。
振るのは課長代理がやるにしても、支援するプログラムが出来ないか?
それが印刷まで出来れば、最高だね、と。
実はその前、昔のWindows3.1で動いていた、独自の切手類計算システムを、独自に解析していました。
ああ、こうやって動いてるんだな、と。
で、作ったわけです。
当時は参考書片手に。
でも、これまでのプログラミングの技術、特にBASICのプログラム経験が、大きく生きたのです。
ExcelVBAの大元は、BASICですしね。
結果、こんなものが出来ました。
予め決めたコードを打てば、各人の勤務の指定が出来、しかもコードを判別して、人別曜日別勤務種類別に判別して、不足があればエラー表示するようにしました。
印刷もボタン化して、複数の仕様の印刷に対応しました。
翌年になりますが、計画年休(前年の未消化有給休暇を計画的に取得させる制度)にも対応。
予め取った希望を入力しておけば、その月になると自動で年休が表示させられるようにしました。
これが、ブロック内(25地域)でのパソコン活用コンクールで、優秀賞を取ったんです。
発表にはPowerPointを使ってね。
これも、初めての経験でした。
発表は緊張しましたけど、評価されたのはうれしかったし、みんなの前で発表したことも含めて、大きな自信になりました。
この年はワゴンセール用の簡単な会計ツールもExcelVBAで作っており、湯河原郵便局7年間のうちでは、最も充実した年になりました。
その後、ExcelVBAが大きな武器になる、礎となったのです。
技術はもちろん、座学で勉強して資格試験を受けて、という方法もあるのですが、実際の現場での需要や、それから得られる経験は、それらを遥かにしのぎます。
特にExcelやAccessなどは、実データがあって初めて威力を発揮する機能や仕組みが、いくらでもあります。
でも、実務だけで行ってしまうと、使う機能しかわからない、ってことになりがちです。
今後、このシリーズに書いていくことになるんですが、僕は座学と実務の両方を経験する機会があった。
このことは随分、幸運だったと思っています。
苦手な分野が数多い中、Excelを誰にも負けない「武器」にすることが出来たんですから。
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