Excelについて、よく聞かれます。
公でも、私でも。
たいていは、答えられますよ。
数式、作表、デザイン、…。
新機能なんかも、ちょっとネットを引けば、なんとか。
一方、運動面はからっきし。
お手本を示してもらっても、その通りに出来ない。
教わる以前の、問題です。
どうしてこうも、違うのか。
運動は、お手本の動きを自分の体の動きに、当てはめることが出来ない。
結局、動きと言っても、小さな動作の連続。
その「手順」を組み立てられれば、お手本を再現出来るわけですが、これが、できてないわけです。
タイトルにした「分解再組立」。
お手本をばらして、自分なりに手順として組立て直す。
物事を理解する、過程だと思うのです。
僕もできます。
Excelや、ExcelVBAなら。
相手がExcelで何をやりたいのか?
それはExcelのどの機能を使えば可能なのか?
実現するには数式でいいのか、マクロを組む必要があるのか、あるいは膨大な手作業なのか?
だいたい、見積もれますね。
Excel16年、プログラミング34年の経験が、答えを出してくれる。
それはきっと、要求を分解して、Excelに当てはめ、手順を組み立てられるから、なんです。
恐らく、皆さんが持つ、誰にも負けない「特技」や、研究しつくした「趣味」などには、この能力が宿ってるんだと思います。
きっと誰か特別にあるんじゃない。
誰でも会得できる能力だと思いますよ♪
ちなみに…
理解した手順を、誰か他の人に教える。
これは、また別の能力になります。
理解した手順を、確実に伝えなければなりませんが、そもそも相手は「知らないことを学ぶ」のです。
相手の理解度は多種多様!なので、すり合わせながらのレクチャーが必要になります。
時には、どこがわからないかの探索も必要ですから、こういった手間をかけられない人は、教えるのに向きません。
「名選手は名コーチに非ず」という言葉は、これをよく表していますね。
ただ、中には選手としては泣かず飛ばずだったのに、コーチ業では手腕を発揮する方もいらっしゃいます。
マネジメント能力に長け、監督で活躍する方も。
やっぱり人には、適材適所ってものがあると、思います♪