「カ」には客車、貨車で、2つの意味があります。
今回は客車の「カ」。
客車の場合は、「オ」と同様の重量記号です。
区分は47.5t以上!
ちょっと想像がつかない重さなので、アフリカ象(約6t)と比べると、8頭分!!
飛行機だと、最重量仕様のMRJが、最大離陸重量で約42.8tなので、何とか一つ下の「マ」級。
「カ」級は極めて重い、客車なのです。
なので、語源は「濶大」!
広く大きなさま、だそうです。
でも僕としては、「格別大きい」説も、捨てがたいなぁ…。
どんなものが該当するのか。
長編成の全体を賄うような、大きな電源装置を積むと、この区分になります。
多くは荷物スペースがあるため、「カニ○○」というのが、多く存在しました。
…カニは、多分積まなかったと、思うけど。。。
中にはパンタグラフを搭載して、架線から給電できたものもありました。
電動発電機を、回すわけです。
…よく考えると、変な言葉ですよね。
でも、電気で発電機を回すと、パンタグラフから来た直流の電気が、交流の電気になって、一般の機器が、動くわけです。
もっとも、今は効率に勝る、インバータを使いますけどね。