仕事で、Excelマクロを使ったツールを作っています。
僕自身が使うんなら、適当に作ればいいんですが、他の人に使ってもらうとなると、それなりの作り方をしないといけません。
使って、もらえませんから。
とある帳票のお話。
帳票は、データ部分は別のシステムから転用し、僕が作ったシステムで計算、作表します。
記事部分は書式さえ守れば、各部の編集に任されています。
12月決算で、1月から期が替わるので、帳票類もリニューアルします。
変更や修正を入れる、チャンスでもあるわけです。
ただ、実際に使う人の意見を聞かないわけにはいかないわけで、何人かの事務員さんに、使い勝手を聞きにいったんです。
ある程度、答を用意しておいてね。
でも、予想していたのとは随分違う答が、帰ってきて。
全然別の書類から、データを流用してたり、予想とは違うやり方で、作表していたり。
それぞれの方法でやり方を構築して、帳票を仕上げてくれていたんです。
これは、その手順を崩すわけにはいかないと感じました。
ただ、入れたい部分はあるので、表の形式は変えても、作り方は変えないようにすればいいかな、と。
取材を終えて、自分の席に戻ったら、何故か隣の部のメンバーが、ニヤニヤ。
「何かいいことあったのか?」
「いい笑顔だったぞ!」
!?
そりゃあ方針が定まって、ちょっとスッキリはしたけど、いい笑顔??
全然そんな意識はなかっただけに、ちょっとびっくり!
でも、予想しなかった形とは言え、僕が作った帳票を一生懸命使ってくれてたわけですから、うれしくないわけがないですよね。
そんなところが、顔に出たのかな?
まあ、悪い気はしませんね。
しかめっ面よりは、ずっといいと思いますしね!