Line Buffer Overflow…

書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

文字

「ン」の記憶…

最後の文字、「ン」は、さすがに鉄道記号にはなさげです。 「ん」が日本語に登場したのは、他の仮名よりずっと後の、室町時代だそうです。 百人一首にも、「ん」は一字もないそうですね。 逆に、すごい気がしますが。 江戸時代の頃はあったでしょうが、町火…

「ヲ」の記憶…

「ヲ」なんて、ないと思ったでしょ!? 実は秩父鉄道に存在します。 ヲキ100形。 ホッパー車のようですね。 こちらは「ヲキフ100」形 今は乗務しないそうですが、乗務員室があります。 秩父と言えば、セメント。 いずれも35t積みの、セメント(石灰石)専用…

「ワ」の記憶…

貨車、有蓋車に付きます。 「ワゴン」の「ワ」なんですが… 米英では「wagon=無蓋車」なんですよね。 何で取り違えたんだろう… それでも、濡れては困る一般貨物用に、全国で使われました。 積載量別に、ワ、ワム、ワラ、ワサ、ワキと、すべての区分の貨車が…

「ロ」の記憶…

「イロハ」の「ロ」。 当時の二等車、繰り上がって一等車を経て、現在のグリーン車の記号です。 三等級制の頃は、青帯が巻かれていました。 この車両は寝台車ですから、二等寝台車「ロネ」ですね。 現在はA寝台車が「ロネ」ですが、もう残りがわずかになりま…

「レ」の記憶…

貨車に付く記号です。 冷蔵車。 主に鮮魚などを運ぶ車両です。 冷蔵車にも色々ありまして、一番強力なのは、冷蔵装置を積んでる車両ですが、日本では確か、実用化されなかったんじゃないかな? 給電(燃料供給)の問題もありますしね。 多かったのは、「氷槽…

「ル」の記憶…

事業用車、配給車に付きます。 車両基地と車両工場などを行き来して、部品などを「クバル」の「ル」だそうです。 絵はなくて恐縮ですが、頭は通勤電車、胴体は無蓋車っていでたちが多いようです。 架線は工場の中にはない場合もあるので、先頭ギリギリのとこ…

「リ」の記憶…

このシリーズも、あとわずかになってきました。 「リ」は土、正確には砂利を運搬する車両です。 「ジャリ」のリで、いいようですね。 今はバラスト(線路際の石)はホッパー車を使いますが、その前はこの土運車を使ったようです。 荷台を左右に傾けて、一気…

「ラ」の記憶…

「ラ」は貨車の積載量を表す記号です。 17~19t積みの貨車に付きました。 干し草専用?「ワラ」とか、 虎キチ専用??「トラ」とか、 怒れる荷主専用???「コラ」とか、ありました。 2軸なんで、14~16t積みの「ム」級の貨車とあまり変わりませんが、並べ…

「ヨ」の記憶…

以前、「緩急車」を扱いました。 ブレーキのある車両です。 kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp 「フ」は、客を乗せたり貨物を積んだりした上で、ブレーキも装備した車両ですが、中には客も貨物も一切乗せず、詰め所とブレーキのみって車両もありました。 …

「ユ」の記憶…

ちょっと上手く撮れずに絵が悪いですが… 郵便車です。 「ユウビン」の「ユ」です。 能登中島駅に保存されている、オユ10形ですね。 全国的にはクモユニだったり、キユニだったりが、活躍していました。 今は郵便はトラック便、遠い場合は飛行機も使いますが…

「ヤ」の記憶…

「ヤ」の付く車両には、乗れません。 営業用ではなく、事業用の車両だからです。 つまり、客や貨物を積むのではなく、鉄道を運営するのに必要な、業務・作業などをするための車両です。 由来は役務(この場合はヤクム)の「ヤ」 「ヤクショ」説もあります。 …

「モ」の記憶…

この記号も、お馴染みですね。 電動車。 モーターを積んだ車両です。 電車の場合、編成の半分近くが、この記号を名乗ります。 全部の車両じゃないけど、パンタグラフがあったり、客用の発電機があったり。 ただ、これらは電動車にしかないわけではないですけ…

「メ」の記憶…

「メ」を名乗る鉄道車両って、ないんです。 じゃあ、作ろうか?としたら… 「消防車」! 由来?決まってるじゃないですかぁ~♪ 「め組」の辰五郎! …僕も、相当古い人間のようです。。。

「ム」の記憶…

貨車の記号です。 積載重量14t~16t。 15t積みの2軸貨車が、この「ム」級を名乗りました。 特に多かったのは、一般貨物を運ぶ「有蓋車・ワム」。 近年はパレットごと運べる「パワム」が席巻。 褐色の貨車が何十両も連なる貨物列車が、全国に荷物を運んでいき…

「ミ」の記憶・2…

「ミ」が付く車両には、もうひとつ。 戦後、接収したGHQ用に仕立てられた車両。 軍務車。 「ミリタリー」の「ミ」です。 在日米軍のために、様々な用途の車両が存在したそうです。 一般の座席車や寝台車から、 事務所用の軍務車、 食堂車、 病院車、 暖房車…

「ミ」の記憶・1…

貨車の場合、「水運車」と言います。 文字通り、水を運ぶ貨車。 「ミズ」の“ミ”です。 ただし、商品としての水を運ぶことは稀で、主任務は蒸気機関車のいる機関区に、良質な水を運ぶこと。 “蒸気”機関車ですから、石炭よりも煙よりも、「水」が重要なのです…

「マ」の記憶…

客車の重量を表す記号です。 42.5tから、47.5t未満。 鉄道車両でも重い部類に入り、語源は「マキシマム」説、「まさに大きい」説などがあるそうです。 僕が知ってるのは、5つかな。 「碓氷峠鉄道文化むら」で、写真が残っていました。 マイネ40は、戦後初の…

「ポ」の記憶…

実は、「ポ」の貨車もあります。 ハ行の記号は、思ったよりもたくさんありますね。 「陶器車」。 ポッテリー(Pottery)のポ、だそうです。 陶器は割れますから、厳重な梱包が必要ですが、この貨車は元二段構えの家畜車(ウ、かな?)を改造、棚付きで、簡易…

「ホ」の記憶・2…

「ホ」も、貨車に付くと、「ホッパー車」になります。 簡単に書くと、上から積んで、下から出す貨車。 サイロなどから落とすように積んで、着地では下部のシャッターを開けて、線路際に下ろします。 つまり、穀物の輸送に適した貨車です。 粒状なら、勝手に…

「ホ」の記憶・1…

「ホ」には、2つ意味がありました。 客車では重量記号であり、自重22.5t以上27.5t未満の客車に付きました。 「ボギー」説もありますが、記号が付くのは全てボギー車(台車付き車両)なので、果たして…? 「本形」説の方が、有力かも知れません。 今の客車は…

「へ」の記憶…

今は存在しない客車です。 存在しては、いけないかも。 病客車。 「シッペイ(疾病)」の「へ」です。 今の方は「救急車」のような客車を想像するかも知れませんが、実際には戦争の傷病兵を輸送するための客車でした。 日露戦争あたりから作られ、日中戦争時…

「フ」の記憶…

電車にはありませんが、寝台特急やイベント客車、地方の客車列車などに乗ったことがある方は、見覚えがあるかも知れません。 「ス」は「スチールカー」で、42.5トンまでの自重を表す記号、「ロ」は二等車、現在のグリーン車を表す記号です。 そして、「フ」…

「ピ」の記憶…

「ピ」! こんな記号あるんか!?と思いましたが、あったんです。 場所は碓氷峠。 かつては線路の真ん中にギザギザのレール(ラックレール)を敷き、車両側の歯車をかみ合わせて、急な坂を上り下りする方式でした。 よく聞く「アプト式」です。 坂を上るとき…

「ヒ」の記憶…

「ヒ」 控車(ひかえしゃ)と言います。 貨車扱いですが、一般の人は、まず見る機会はないでしょう。 仕事場は貨車の操車場とか、港ですから。 …港のは、見る機会があり得たかな? 大きく分けて、2つの役割がありました。 操車場で働くものは、機関車の次に…

「パ」の記憶…

貨車に「パ」と付くと、「家禽車」を指します。 要は、にわとり、アヒルなど、鳥を生きたまま運ぶ車両です。 家禽のことを英語でパルトリー(Pourltry)と言ったので、記号は「パ」になりました。 戦前の貨車で、それまでは家畜車に籠を入れて、輸送していた…

「ハ」の記憶…

多分、最も見かける鉄道記号だと思います。 旧・三等車の記号ですね。 「イロハのハ」です。 かつては色帯を巻いてまして。 一等車は白 二等車は青 そして、三等車は赤。 誤乗防止の意味があったのでしょう。 今は「普通車」の意味になりました。 まぁ、特急…

「ノ」の記憶…

「ノ」なんですが… 鉄道記号では、使われていないんです。 インターネットでは「挙手!」の意味で、使われるそうですが…。 ブログでもそうですが… 僕、顔文字の類を使わないんです。 ちょっと前まで、例外もあったんですけどね。 今は全く使いません。 この…

「ネ」の記憶…

寝る車、「寝台車」に付く記号です。 昔からある車両で、夜行列車に使われますね。 夜行の普通列車に連結された例もありました。 きっぷを買うのに便利なように、普通列車であっても愛称が付けられました。 まさか、「791列車のB寝台1枚!」なんて、客に言わ…

「ヌ」の記憶…

「ヌ」なんて、普段でもあまり使わないのに、あるの? あるんです。 正確には「あった」ですが…。 「暖房車」に付きました。 語源は「温める」 ただ、暖房装置を乗せた客車では、ありません。 こんな事情が、あったそうです。 かつて、機関車に牽引されて走…

「二」の記憶…

「二」は、荷物車。 電車或いは客車に、荷物用のスペースがある場合に、この記号が付きました。 国鉄が荷物の配送も受けていた事実は知っていますが、詳しいことあまり…。 ただ、長距離を動く編成ですから、1両ぐらい荷物車をつないで、小口荷物を送ろうとい…